カラーはデヴィッド・フィンチャーに学べ

えー私ここ数年一番リピートしてみている映画は・・・

これです。

 


映画『ドラゴン・タトゥーの女』オンライン特報

 

ドラゴン・タトゥーの女2011年製作)

THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO

製作国:アメリ
上映時間:158分
ジャンル:サスペンス
あらすじ
スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながら名誉棄損裁判で敗訴したミカエルは意気消沈の日々を送っていた。ある日、彼のもとにスェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人から家族史編纂の依頼が舞い込む。実はヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。ヴァンゲルはハリエットが一族の誰かに殺害されたと信じていた。40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。成功の陰に隠された一族の血塗られた過去に気づくものの手がかりの掴めないミカエルは、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主であるとして、ある人物を紹介される。リスベットという名の、顔色が悪く、拒食症患者のように、がりがりに痩せた女。この小柄な女の肩口から背中にかけて、龍の刺青(ドラゴン・タトゥー/ルビ)が異彩を放っていた。意外なことに彼女はこの事件に異様な関心を示す。そして彼女はハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだった…。
出演者

 

なぜ何回も見てしまうかというと・・・単純に面白いからなんですが、もちろん一言では言い表せないくらい面白いのです。

■世界感

■その中でも映像表現

■ストーリー

■見せ方、テンポ感、カット

■音楽

■役者、芝居

■ファッション、アート性

これらが大好きなんです。

 

今日はその中でも映像のことに触れたいと思います。

 

なんといっても監督の「デヴィッド・フィンチャー」が天才すぎる。

 

猟奇的なものを描かせたら世界一でしょうね。

本当に好きな部分はそこではなく、世界最高の「カラリスト」であるというところなんです。

 

あの映像の引き込まれ方は色んな要素があるとは思いますが

この監督の場合「カラー」がとても大きな割合を占めていると思います。

美しいとかかっこいいとか怖いとか、カラーで表現できています。

 

最初に彼を知ったのは「セブン」でした。

 前半のダークな感じ、スピード感、サイコーです。あとオープニング。

まるでグランジバンドの長編MVを観ているような感覚に陥ります。

(お話はまあまあきついです。女性にはおすすめしません。)

 

映画やMVを専門に作られている方はゼッタイに観るべし作品たちだと思います。

 

特にカラー、質感。

よく観てください。